| Home |
2008.08.20
DCEとDTE
さあ、Part3。これはPart1とほとんど同じなので、かんたんです
よって省略
問題のPart4、これは少しだけやっかいなんです。
Ciscoルーターは通常"DTE"(データ端末装置)として動作しますが、
ルーター同士をシリアル接続する場合、片方を"DCE"(DTEをWAN回線に接続するための装置)
にしなくてはなりません。
よくわからないのは、2台のうちどっちをDCEにするのかってこと。
好きなほうを選んで、コマンドで設定するんだろうな、くらいに思っていたのですが、
ぜんぜん違いました。
バック・ツー・バック・ケーブルには、向きがあるんですね。 ケーブル自体に印刷されていました。

[Back to Backケーブル:DCE側] [Back to Backケーブル:DTE側]
では、DCE側をRouterAのSerial0ポートに接続します。 そして"show controllers"コマンドで確認
[show controllers]
うん、DCEで間違いなし。
IPアドレスを設定して、と・・あれれ、エラーです。
[Bad mask]
え~とこれは、/30のサブネットマスクが拒否されているのかな? どうしよう・・先生!?
え・・"ip sub"でTABキー?
[ip subnet-zero]
うまくいった。 何で?
インターネットで調べると、こーゆーことでした。
「192.168.2.1/30」を2進数で表すと、
---------------------------------------------------------------
(本来の)ネットワーク部 ←|→ (本来の)ホスト部
11000000 . 10101000 . 00000010 | 000000 | 01
サブネット化 ホスト
---------------------------------------------------------------
となります。
サブネット化した6ビットが全部「0」です。 これが"ゼロ・サブネット"で、昔は利用不可だったそうです。
"ip subnet-zero"は、ゼロ・サブネットを使えるようにするコマンドで、
IOS12.0以降は、最初から設定されているとか。 12.0・・これ10.2だしね・・。
いやいや感慨(悲しみ?)に浸っているヒマはない。
ポートの閉塞解除は"no shutdown"。 ここまでを、RouterAとRouterBの両方で設定します。
さてこのとき、インターフェースの状態を見ると、"line protocol is down"となっています。
黒本によると、「物理層は動作しているが、データリンク層のKeepaliveがない状態」だそうです。
[show interface_1]
ではDCE側のRouterAに、クロックレートの設定を入れます。
コマンドは、"clock rate "で、数値の単位がbitになるのがポイントです。
とくに理由はないのですが、64kbitに設定します。
30秒くらいしたら、lineがupになったとかいうメッセージがぴょこっと出ました。
コマンドで確認すると、確かに"line protocol is up"になっています。
[clock rate~show interface_2]
PingもOK、ふふ、いい感じです。 今のあたし、ちょっとエンジニアっぽくないですか?
さあ、次はいよいよend-to-endの疎通確認です。
よって省略
問題のPart4、これは少しだけやっかいなんです。
Ciscoルーターは通常"DTE"(データ端末装置)として動作しますが、
ルーター同士をシリアル接続する場合、片方を"DCE"(DTEをWAN回線に接続するための装置)
にしなくてはなりません。
よくわからないのは、2台のうちどっちをDCEにするのかってこと。
好きなほうを選んで、コマンドで設定するんだろうな、くらいに思っていたのですが、
ぜんぜん違いました。
バック・ツー・バック・ケーブルには、向きがあるんですね。 ケーブル自体に印刷されていました。


[Back to Backケーブル:DCE側] [Back to Backケーブル:DTE側]
では、DCE側をRouterAのSerial0ポートに接続します。 そして"show controllers"コマンドで確認

うん、DCEで間違いなし。
IPアドレスを設定して、と・・あれれ、エラーです。

え~とこれは、/30のサブネットマスクが拒否されているのかな? どうしよう・・先生!?
え・・"ip sub"でTABキー?

うまくいった。 何で?
インターネットで調べると、こーゆーことでした。
「192.168.2.1/30」を2進数で表すと、
---------------------------------------------------------------
(本来の)ネットワーク部 ←|→ (本来の)ホスト部
11000000 . 10101000 . 00000010 | 000000 | 01
サブネット化 ホスト
---------------------------------------------------------------
となります。
サブネット化した6ビットが全部「0」です。 これが"ゼロ・サブネット"で、昔は利用不可だったそうです。
"ip subnet-zero"は、ゼロ・サブネットを使えるようにするコマンドで、
IOS12.0以降は、最初から設定されているとか。 12.0・・これ10.2だしね・・。
いやいや感慨(悲しみ?)に浸っているヒマはない。
ポートの閉塞解除は"no shutdown"。 ここまでを、RouterAとRouterBの両方で設定します。
さてこのとき、インターフェースの状態を見ると、"line protocol is down"となっています。
黒本によると、「物理層は動作しているが、データリンク層のKeepaliveがない状態」だそうです。

ではDCE側のRouterAに、クロックレートの設定を入れます。
コマンドは、"clock rate "で、数値の単位がbitになるのがポイントです。
とくに理由はないのですが、64kbitに設定します。
30秒くらいしたら、lineがupになったとかいうメッセージがぴょこっと出ました。
コマンドで確認すると、確かに"line protocol is up"になっています。

PingもOK、ふふ、いい感じです。 今のあたし、ちょっとエンジニアっぽくないですか?
さあ、次はいよいよend-to-endの疎通確認です。
スポンサーサイト
| Home |